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明時代の龍泉窯で焼成された七官青磁です。
幾重にも施された重厚な釉層が
深みある青磁色を放っており、
強固である事から安心して使用できます。
見込み中央には「大元」という文字に
梅樹文が印花で表現されています。
「青磁丸向付 五客」と時代段箱に記されており、
大切に伝世されてきた様子が窺えます。
室町時代には唐物が茶陶の中核を担う
荘厳な高級品として取り上げられ、
足利将軍も好まれた事から
権力の象徴として尊ばれました。
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天平堂 - TENPYODO -
092-710-6657
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