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元興寺の長形板絵かと思い、手に取ったのですが、絵の代わりに、小さな「L」字の釘が中程に打ってあり、上方には小孔が穿ってありました。
色の濃い部分は樹皮が残っているのだと思います。その濃茶が、時代を経た独特の艶のある古材に描く抽象画のような模様が魅力です。材は、ヒノキだと思うのですが杉かもしれません。両端の切り口も最近のものではなく、感じの良い古材です。
小孔は後世のものだと思いますが、釘は当時のもののように見えます。画像中央は、釘を色々な角度から撮影したものと、小孔の拡大です。
虫喰いが、あちらこちら有るのですが、濃茶の織りなす模様に隠れて、全く気にならないと思います。画像右が、虫喰い痕を撮ったものです。
画像では麻紐を使用しておりますが、少し凝って頂くと、より見栄えがすると思います。また、底面の小さな花生けでしたら、平らな箇所を選んで、敷き板としてもお楽しみいただけます。厚みがあるので、そのまま置いても存在感がありますし、出番の多い古材です。
長さ58cm 幅９cm 厚さ３cm 箱なし
・8/12、13、(月)・(火)は、定休日です。
お急ぎの場合、携帯まで、よろしくお願いいします。
０９０－７２６１－６５４５
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