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古童 藤原盆  

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上州の最北端、峠を越えれば越後新潟の国、谷川岳登山や温泉地でも有名な水上町で細々と作られていた藤原盆、主に産地で消費され、他国であまり売られていないらしく、世の中に出てくることは少なくなりましたね。

その特徴的なところは見込みに規則正しく刻まれた鑿目でしょう。我谷の盆もそうですが、なぜか器を置くのに不都合そうな鎬文様がどの盆にも入っている。何故なのか?答えは未だに私にはわかりませんが、想像するにただただそれがキレイだったから。もちろん「どうだきれいだろう!」と押し付けるような意匠なのは鼻について嫌になるものですが、これはたんに「隣がそうするから家もそうするか」くらいの軽い気持ちで入れているので、自然に受け入れられるのでしょうか。そんな風に考えたりしています。

丸や扇形、半月などいろんな形があり、塗りのパターンもいくつかありますが、スクエアというのがまた気に入っています。浅く刳り抜いた見込みにそれほど深くない丸鑿痕が並列、透き漆で仕上げています。全体を隅切で整えた八角形で、畳付部分を削ぎ取って持ちやすくしているようです。これがまたなかなかのモダンな印象を与えます。

このような民衆の盆には珍しく、周縁部の下地には布着せが見られ、丁寧な仕事ぶりが窺えますね。裏側には屋号が彫り込まれていたようですが、その部分は刃物で浅く削られています。所蔵するお家が手放すときに憚って屋号がわかるものを消す行為はよくあることでしょう。これもことさらそれが欠点とも云い難く、時代の流れというものを感じられる特徴のようなものです。

なかには巨大な盆もあったりするのですが、これは程よいサイズ感が魅力、そう酒器を置いて使うのにうってつけの一品、根来の名品はもちろん素晴らしいものですが、この民藝の名盆ともいうべき藤原盆の魅力も、もっともっと広く知られて評価されてしかるべきと思っています。

32.8センチ×33.0センチ 高さ2.5センチ

江戸時代~明治頃

漆の擦れや剥落、見込みの置き痕などありますが、いずれも大きなダメージとは云えないもの、コンディションは良好と云えます。

画像にある白磁のうつわは付属いたしませんのでご了承下さい。
50,000円


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