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半蔵門ギャラリー 二月堂焼経七行軸装  

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二月堂焼経、その名が示すとおり、東大寺二月堂にて火災に遭い、水を被り、紙の経典にとり、亡失を免れ得ぬ運命であった筈が、人の手により命長らえ、一片の経切となって遺っておりました。

一千年を優に超す時の流れを思えば、この、かすかに経文が見えるか否か、決して状態の良いとは言えない一片の経切れが伝来していることが、不思議で、いとおしく感じられます。

本断簡は七行あり、一行あたりの文字数は、判読が難しくも、ほとんど残っております。手元にて光を当ててみれば、天平経の切れるような文字が浮び上がります。

過酷な災禍をくぐり抜けた一片の経切を幅として、どのように見せることができるか・・
中回しと一文字の配色を焼痕の色合いに寄り添うように、また上下はベージュ系の中廻しに合う浅葱で、大きさは控え目に、本紙に勝ち過ぎず。
細く小ぶりな古い金軸はきらきら輝きます。

万人向きの二月堂焼経ではないかもしれませんが、みるものを東大寺創建時へ誘う一幅ではあります。
太巻 本紙:23 x 13.3 cm  軸:90 x 22.3 cm

*経文は『大方廣佛華嚴經』卷第三 盧舍那佛品第二之二 より

或依寶樹平正住 依香焔雲亦如是
有依水輪住堅固 或依金剛海座住
有住金剛勝妙幢 種種寶華彌覆上
無量自在一切處 盧舍那佛令衆見
衆雜異色長光明 普流一切仏世界
悉見種種莊嚴藏 離垢微妙甚清淨
彼以一切願海力 無量種種所依住


状態の異なるものなどもございます。
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