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半蔵門ギャラリー 縄文注口土器  

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円盤型宇宙船のような縄文時代晩期の亀ヶ岡式の注口土器です。
注口土器は、縄文晩期独特の姿で、装飾性豊かでエネルギッシュで、どこかユーモラスでもあります。

食うや食わずの生活だったらここまでの装飾性にはたどり着けなかったのでは、と思われ、縄文時代はとても豊かな時代だったと想像します。
過剰とも言えるほどの装飾を施された土器類は魅力あふれ、嫌味なところは一切感じられません。縄文人が装飾に籠めた心が表れているからでしょうか。

注口土器の頭の部分(注口ではなく)は、カーヴを描きつつすぼまっていくもの、長頸壷のようなもの、蓋のように頭頂部を除き大部分覆われるもの等色々です。
これは、参考画像にあるように、現存口径部より一段と外へ張り出る、装飾豊かな縁を持っていたものと考えます。

張り出し部分は欠失しています。きれいにそっくり外れてしまったように見えます。また肌はもともとは研磨され黒光りしていたと考えられますが現在は擦れてかせて紋様の彫りも若干浅めに感じられます。
注口その他現存部分は全てオリジナル無キズで、私見では状態は良い方だと思います。

出土に関して、参考画像は是川遺跡出土のもので、本注口土器も是川出土の可能性が高いと考えます。
高さ:9.4cm 胴径:17.5cm 最大長辺:19.1cm

どうもありがとうございました
 


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