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商談中
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古来から中国の文物は常に日本の美術の先生でありました。魏志倭人伝の時代からその時代ごとに最先端の珠玉の逸品がもたらされて時の権力者の象徴ともなっていったのはよく知られたことかと思います。
さてその中である種特異な存在である古染付。本国ではあまり評価されず下手物扱いであったのに、日本ではその自由奔放さ、のびのびとした飾らない絵付けが侘び心に適うものとして大いに賞玩されてきたものです。
こちらは以前にも扱ったことが一度だけありましたが、大きな香合というような形、胴乱形香合と表記されることも多いものですね。参考画像は結び文形の同手ですが、こちらは三日月の形ですね。なかなかに珍しいものと思います。
用途としてはもちろん香合ではなく(そもそも他の器も茶道具の香合として作られているわけではなく、薬や化粧用の紅など入れたものの流用ですが)蟋蟀を入れて持ち歩き闘わせて愉しむという闘蟋(とうしつ)のためのうつわです。
空気穴として蓋に丸い穴を開けるものなのですが、こちらはそれを香合として使えるようにガラス玉や呉須を添加してそれを窯で融かして塞いだようです。ですので現代のパテの修理とかではなく完全に塞がれて一体化しているもの、これなら湿気も侵入せず使えますね。
芦原のような景色の反対側には櫂をあやつり舟を漕ぐ人物、そして観月に耽る文士が配されていますね。蓋表には日論を象徴するようなモチーフ、そして側面には鋸歯文様が描かれています。
風雅な場面を描写した見事な古染付、お手許で鑑賞してみてください。
横幅8.3 奥行6.7 高さ5.2センチ
中国 明時代末期頃
桐箱に収められています。
蓋の先端部分に1.5センチほどのニュウ状のものが見られますが、ルーペで観察しても反対側には通っていないようです。また釉薬の剥けについては虫食いと呼び、古染付に関しては疵にカウントしないもの、ですので無疵と申し上げてよいものです。
画像に出てくる折敷は付属しませんのでご了承ください。
参考画像 昭和52年 京都書院発行 「古染付」 資料編より
商談中とさせていただきます。 |
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130,000円
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