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中国陶磁は時代ごとに最高峰の技術と限りなく深遠な哲学に裏打ちされた様々な意匠で、世界中の古陶磁好きの琴線に触れているのはまちがいのない真実でしょう。
いつの時代でも官窯の一級品は手の切れるような厳しい造形ですね。それらは美術館で目にすることができたり、あるいは一級のオークションで天文学的数字で落札されていたりします。
さてそんな神品たちは座辺に置いても緊張を強いられるものなので、あまりリラックスして撫でさするというのにはならないですね。
そこでこのうつわが俄然台頭してくるわけです、私的にはね。
中国のなかでも当然のこと庶民向けのうつわも需要があるわけですからいろんな窯で大量生産の雑多なうつわが作られました。日本ではその中から茶に適うものを取り上げて珍重していましたね。曰く珠光青磁や絵高麗茶碗などが有名ですね。
磁州窯は河北省磁州を中心にした窯の総称、永青文庫所蔵の掻き落としの梅瓶などは一級品でしょうが、こうした鉄絵の安価なうつわもたくさん作られました。
草花を描いたものが多い中、これはかな文字のような(中国なんでかなというのはちょっとおかしいですが・・)文様ですね。あるいは草が伸びるような意匠を描いたのかもしれません。いずれにしても天衣無縫に書きなぐったというような自由な文様が面白いものですね。
高台は太く丈夫に作られた逞しい高台、文様と共にくらわんか的な魅力があります。見込みにも目砂の中にその手の文様が一つあるのですが、なにやら小動物のようでまた愛らしい。
長らくお茶人のお手許にあったものだそうで、小服茶碗としてカジュアルに使われていたとのこと、高台なども手擦れで滑らかになって伝世味になっています。
日々のお茶わんとして使いたい、そういう意味では稀有な中国陶磁と思います。
口径14.4~14.5 高さ5.1~5.3センチ
元時代 14世紀頃
磁州窯というと宋時代のイメージが強いですが、その後も陶煙上げて続けていました。こちらは元時代に入ったものと思われます。
桐箱に収められています。木綿の包み布と風呂敷が添っています。
口縁に金繕い、時代ニュウと口縁に釉ムケが見られます。これらはほぼこの状態で長らく時間が経過しており特に気になるレベルではないと思います。
画像に出てくる盆は付属しませんのでご了承下さい。 |
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75,000円
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