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うるうるとした肌が格別に美しい分院の小壺。
そして岩から生える蘭は、淡い呉須であたかも心象風景のように、しかも一ヶ所しか描かれておらず
(この際、当時 高価だった呉須を節約して使ったために色が淡く云々…といったヤボな解説は置いといて…)
これはもう我々日本人の大好物である、いわゆる「儚い(ハカナイ)」李朝そのものではないでしょうか。
焼物にコロロのあり様を反映して観てしまう柳由来の鑑賞、いや感傷…秋の夜長にたっぷりと浸ってください。
◇ 李朝後期19世紀。分院里窯。
◆ 径 8,2cm、高さ 6,3cm。
口辺にホツ、高台にコツコツとアタリがあります。
画像でご確認ください。
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