骨董をもっと身近に fufufufu.com
初めての方 全商品 ログイン 新規登録
 検索/品名  価格 円~ 円  ジャンル

古美術 肥後 堅手
塩笥茶碗
 

お店紹介

店主紹介

その他の商品

この商品について店主にメール

※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。
     
 
❛塩笥❜という器形は、もともと塩や味噌などの調味料を入れておく容器であったと云われ、内抱えの形の保温性ゆえに、冬季の茶碗として好まれますが、口径と胴径の比率やサイズ・景色や風情等、塩笥壷は数あれど、無理なく茶碗に見立てられる個体となると極端に数量は減少します。

出品の堅手小壷は伝世していることからも、それらの条件を早々にクリアし茶碗に昇格されたものと思われます。

枇杷色と青灰色とが4:6ほどの割合で片身替となっておりますが、窯中での偶然の窯変(油によるものではありません)で、烏滸がましくも例を挙げさせて頂くと、エリート街道を歩んできた名碗・「春雲」(最後の画像参照)の逆パターンのアガリとご理解ください。

器面外側と内側には火間が見られ、広い見込みに逞しい高台と見所も多く、掌中に収まりよく、季節に縛られずお愉しみ頂ければと思います。

高台内の兜巾の勢いが良すぎて若干カタつきますが、畳等の上では気にならない程度です。
伝世。


口径 9.8cm
胴径 12.3cm
高さ 8.9cm
朝鮮時代前期/箱・仕覆付

参照画像・・・「高麗茶碗」第一巻 中央公論社 P215

お値段等、お問い合わせ下さい。
 


Copyright (c) fufufufu.com All rights reserved.