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平安京の寺院伽藍に葺かれていた軒丸瓦です。平安京大内裏、大極殿や主要な建造物の一部には緑釉軒瓦(9世紀前後)が葺かれましたが、鉛釉を低火度焼成するため歩留まりがわるくコストもかかりますので、徐々に衰退してゆきます。平安期に寺院建築がピークを迎えると緑釉瓦を焼成していた猿投山周辺のみならず、瀬戸や常滑にまで瓦生産が拡大してゆきました。
本作は比較的小規模の伽藍を荘厳していたと思われます。推測の域をでませんが自然釉の蒼い輝きが緑釉を彷彿とさせますので、あえて自然釉を付着させるよう焼成し、人目によく触れる部分に葺かれていたのではないでしょうか。
賢明な愛好家の方はお気付きのことと思いますが、平安の常滑瓦といえば平瓦のイメージが強いと思います。常滑の軒丸瓦は初見でしたが、なんとか入手できました。ところどころ窯キズはありますが、尾も長く残っており状態は良好です。どうぞよろしくお願いします。
w. 240mm
h. 135mm
付属品:桐箱
平安〜鎌倉時代/12-13世紀
税/送料込
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200,000円
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