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日々の一服、愉しんでおられますか?。食後のお茶は消化を促すと共に眠気を抑制することが出来て調子を整える効果が期待できるかと思います。その時に気に入りの古陶磁で頂ければもう云うことなしですね。
古陶磁のお茶わんというのは経年変化が大きな魅力であり、そこにハマる方が多いと思います。平たく云えば味のいい碗、景色のいいものが鑑賞者である我々を瞠目せしめるものということですね。そういうことで自信をもってご紹介できるものが入荷しました。
こちらは簡単な分類で云うと堅手茶碗ということになるのかもしれませんが、その言葉を使ってしまうと大いに誤解されるように思います。白いものからくすんだ灰白色、そして朽葉色のこれまで、あまりに多彩な上がりのそれらを一緒にイメージされるとちと困ってしまいますよね。
ですので柔らか手などという言葉が生まれたりもするのですが、たんに高麗茶碗との名称が意外と伝わりやすいのかもと思いそのように表記しました。
やや浅めの素直な見込みに大きめの目痕が四つ、高台は総釉掛けの丁寧なつくりです。全体の色味は朽葉色というのがちょうど合っているでしょう。そこに貫入が細かく出来ていて味がしみ込んでいますね。かなり早い時期に日本に請来されて愛されてきたのでしょう。
釉薬の溜まりがまた碧く光って侘びた膚とのコントラストが見事、井戸茶碗の風情というと明らかに云い過ぎなんですが、なかなか肉薄するいい質感に育っています。ぽったりと厚めの素地に轆轤目、柚子膚になった膚もまた見どころです。
印籠蓋の丁寧な作りの八方面取の杉箱、更紗の風呂敷や緋縮緬のお仕覆も感じがいいお仕立てになっているのもポイント高いですね。
ぜひともお手許でお茶を点ててみてください。濡らしたときに立ち現れる艶っぽい質感はきっと惚れ惚れすると思います。
口径16.9 高さ6.4~6.7センチ
朝鮮時代前期
杉箱に収められています。
口縁部に割れの金繕いと、小さな削げの繕いが全部で7か所ありました。すっかりと馴染んでしまっていてほとんど目立たないものになっています。
高台の切込は意図的なもので、一説によると碗をたくさん出荷するときの枚数の目印であったようです。
画像に出てくる盆は付属しませんのでご了承下さい。
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230,000円
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