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宝城粉引の耳盃です。もともと祭器であるため両耳が欠け金直しされておりますが、おもわず唸ってしまうのはそのサイズ。市井で散見される耳盃は口径10センチを超えるものが多い中、本作は6.5センチと酒盃として好適で、またサイズに比してアンバランスなほど雄渾な高台も見所のひとつです。
宝城粉引ならではのやわらかな白色が茶色や桃色に変色したさまは、長年愛好家の掌中で可愛がられ、酒を存分に吸い込んだ様子が窺えます。トロトロになった膚を愉しみながら一献傾ける時間は、なにごとにも換えがたい悦楽といえるでしょう。
詳細は下記URLよりご高覧ください
https://nara-nakagami.com/ja/items/797/
税/送料込
◎ありがとうございました。 |
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