お店紹介
店主紹介
その他の商品
|
|
この商品について店主にメール
|
|
|
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。 |
|
|
|
|
|
なかなか珍しいものが買えたと思いましたね、これを落手したときはね。
明器という副葬品がありますが、これは朝鮮時代の初期から中期頃まで、生前の暮らしが冥界でも不自由なく送れるように、諸々のうつわのミニチュア版を作って埋めるというのがありました。(もちろん普通サイズも一緒に埋めたりもしますが・・)
主に初期の白磁で作られたものが多く、堅手のようなちょっと下手なタイプもままあります。小壺や振出のようなものもあってなかなかに愉しいジャンルではあります。
さてこれが珍しいと思うのは、北鮮系の窯と思われるザクザクとした民窯の土で作られていること。主に南の方の窯で焼かれていたものばかりは数々扱ってきましたが、この北の窯の明器というのは初めて扱います。
全体に灰釉が施されて薄青い爽やかな色味に上がっていて、なんとも健康的な膚ですね。
なんてことは無いものですが、出土地マニアにはちょっと興味深いもの、そして托と碗がセットで揃っているのがまた有難いところですね。
そして碗の方は酒器としてもちょうどいいもので、使っても愉しいというのも高いポイントでしょう。
疵もなく気持ちよく使えるし、鑑賞としても面白いものじゃないでしょうか。
碗 口径7.4 高さ3.3~3.5センチ
托 口径9.0 高さ2.2~2.4センチ
朝鮮時代前期頃
桐箱に収められています。
両方とも無疵です。(微細なひっつき痕などはあります)
碗の見込みや托の裏側に土中で付着した土サビが付着していたのですが、撮影した後に器を洗浄したらほとんど目立たなくなりました。(画像では染みがついているように見えていると思いますが、これは今ありません。
画像に出てくる折敷は付属しませんのでご了承下さい。
|
|
|
38,000円
|
|
|