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古童 李朝 白磁 瓶 勝見充男氏識  

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どのような王朝も末期には政治が乱れ、国内が不安定になる、イコール陶磁器にも影響が表れ衰退に向かう、というのが学者先生方の見方でありますね。これはもちろんその通りなんでしょうが、こと朝鮮陶磁、つまり通称でいうところの李朝に限ってはあながちそうも云い切れないところがあるんじゃないでしょうか。

もちろん嫋やかな白が魅力の初期の白磁や中国の影響が強い前期染付のようなピリッとしたものは焼かれなくなっていきますが、後期は寓意に富んだ染付文様が入ったり、自由奔放な民族性がダイナミックに表れる鉄砂など、締め付けられていたものが剥ぎ取られたときの豊穣な表現の真骨頂が表れてくるようにも思います。つまり柳宗悦が激賞した「一切醜いものが無い不可思議な世界がこの世に現出する奇跡」というやつでしょうか。

さて文様こそ入ってはいませんがこの白磁には、不思議な奇跡が感じ取れると云ったら云い過ぎでしょうか。

規格にあてはめられたように作られる瓶、徳利の類。その中で本当にお酒に使ってみたいと思えるものは稀ですね。だいいちこんな手がさのいいちょうどいいものがあることがなかなか無いと思います。

わずかに円筒形に造形された胴に素直でやや太めの頸部が乗り、口縁は小さめ。高台には目土痕が8か所並んでいます。頸部がある程度太目にできていると使いやすいものですね。

また全体にかかった釉薬の特に厚い部分が薄碧く垂れているところは何とも涼し気。もっと暗い灰色になっているのがほとんどなんですがね。

箱書きは数々の著作でおなじみ、自在屋 勝見充男氏ものです。お酒好きの氏がいかにも好みそうなありそうで無いものですね。飄々とした文字で「李朝 白磁 瓶」と蓋表にあります。裏には号と氏のオリジナル勾玉印がちょこんとありますね。

酒器として特に高価なものではありませんが、高価だからいいと云うのは間違いで、いいものは高価なものにも安価なものにもあって、それを見つけ出す作業は創作と同じくらい素晴らしいこと、まあこれは敬愛する先輩の言葉の受け売りですが、愉しく軽みに遊ぶ一品と云えるのじゃないでしょうか。

どうぞお見逃しなく!

高さ14.0 胴径8.5センチ

朝鮮時代後期

勝見充男氏の識箱に収められています。

無疵です。

画像に出てくる盆や他の器は付属しませんのでご了承下さい。
85,000円


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