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腰から胴を丸く、口辺を若干端反らせ、広い見込を持たせた、小碗ながらもたっぷりとした碗相の茶碗。
青味の強い釉が総体に厚く掛けられ、所々に生じた赤い斑文が景色となっております。
上記の見どころを連綿と評価されたがゆえに、このような雑器が伝世してきたのでしょう。
疵気（ニュウ一本）も少なく、茶映りも申し分ありません。
箱裏に「文政十三庚春 新調 遅日亭」とあり。
類似の茶碗の画像を添付致しました。
伝世。
口径 10.3ｃｍ
高さ 7.9ｃｍ
朝鮮時代前期（16ｃ）／箱付
参照画像・・・「高麗茶碗」淡交社 P94
税・送料込 |
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120,000円
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