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古美術長陽堂 古伊万里 唐獅子牡丹図 台鉢  

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▼概要▼
江戸前期、1660~80年代頃の古伊万里です。

口径(D):約 27.3cm
高さ(H):約 9.9cm
底径(BR):約 17.5cm

迫力と静謐の相反する魅力を秘めた唐獅子牡丹の台鉢です。
30cmに迫るの大口径と、10cm近い高さの高台は皿とは別格の迫力があります。
逆に高台部に描かれた帆船光景は、穏やかな水の音や鳥たちの声が聞こえてきそう。

見込みは雲割文。高台は山水図と対比が効いた構図になっています。
台鉢だからこそできる演出が魅力です。

▼ポイント▼
藍九谷から古伊万里への移行期の作品と思われます。
構図は南川原系作品にみられるような余白を活かしたデザインです。

『柴田コレクション1』No.322と323に同じようなデザインの台皿が掲載されています。

資料と比較すると、絵付けの仕方や肌の状態から当品の方がやや古い時代と思われます。
そのため年代を1660~80年代としました。


▼テーマ▼
人気の唐獅子牡丹図です。
天を睨み大きく口を開けた獅子と、大輪の牡丹は力強さに溢れています。

その獅子の唯一の弱点である獅子身中の虫を撃退するのは、牡丹の花から滴り落ちる夜露。
そのため牡丹の下は獅子の安住の地として描かれています。

合わせて高台部分にもご注目。
高台には夕暮れの水面も行く帆船が描かれています。
唐獅子牡丹とは打って変わって、静謐で水の音や鳥たちの声が聞こえてきそうです。

見込みは雲割文のようになっていますので、天と地のようなより対比が効いた構図になっています。
皿にはない、台鉢だからこそできる演出が魅力です。


▼状態▼
完品になります。
75,000円


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