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紙本 着色 安田靫彦旧蔵
45×30㎝ / 120×40㎝
江戸幕府の三代将軍・徳川家光は、幕府の礎を確立した政治手腕で知られる一方、文芸諸道にも通じ、自ら絵筆をとりました。
本作に描かれるのは、吉祥の図柄である木兎。写実を離れた金色の大きな瞳と、愛らしい羽根の表現が独創的です。狩野探幽をはじめとする御用絵師を抱え、天下人として数多の美を見聞きしてきた家光が、あえて選んだこの“ゆるさ”こそが、彼の真骨頂。
古美術への深い造詣と卓抜した審美眼を誇った安田靫彦旧蔵の本作。常識にとらわれぬ悠然たる魅力をたたえ、時を超えて見る者を惹きつける逸品です。
※本作は、8月23日(土)より下見会を開催する「美術品入札会 廻 -MEGURU-」Vol.23 MAIN SALEの出品作品です。下見会会場にて実際にご高覧いただけます。 |
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