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暑中お見舞い申し上げます。猛暑はいつまで続くのか少々うんざりさせられますが、これとても何とか工夫しながらしのいでいくしかありませんね。毎日の夕餉の前の一杯も少しでも涼し気なうつわを使うことでちょっとは目先が変わるかもしれません。
朝鮮時代初期の白磁はなかなか白くきれいな上がりは少ないのですが、青みが強く出た好ましい膚の酒盃をご紹介したいと思います。
端反りの器形で内底陰刻の大きい典型的な造形、高台は浅く削って総釉掛けになっています。高台際には指痕が残っていてそこが赤く発色していて、溜まりの青みがキレイで好ましい上がりです。
サイズも10センチを切るうれしいところ、お仕立てもきれいですね。
疵気もなく気持ちよくすぐにお使いいただいて愉しめる一品です。
口径9.3~9.6 高さ4.4~4.6センチ
朝鮮時代初期
新しい桐箱に収められています。八方面取りのちょっと凝った箱ですね。縞の風呂敷と木綿の包み布が添っています。
無疵です。
画像に出てくる折敷は付属しませんのでご了承下さい。
御売約ありがとうございます。 |
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