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古童 初期伊万里 赤絵網手文 徳利  

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毎度おなじみ、と云う感じになってきましたが、この秦秀雄好みこそ今のお若い方々にも知っていただきたいものと
思っています。

古美術のヒエラレルキーにガチガチに縛られていた当時の鑑賞や骨董の世界。それがこんな見方があるよ、こんな風に使ったらもっといいんじゃないか、もっと云えば従来の見方をいっぺん全部ひっくり返してみたらいいんじゃない、と云いだした氏の論説は痛快であり、シニカルでもあり、またモノに対する愛情に溢れています。

それは魯山人翁から受け継いだものかもしれませんが、それを更に推し進めて独特の世界観で以って日々の暮らしを愉しみ尽くすような生活態度、このスタイルにヤラれてしまった人、その影響で骨董屋稼業に身を投じた人までたくさんいらっしゃると思います。ですので氏の著された書物に掲載されたモノたちはまずもって同業者の人たちもちょっと見る目が違ってきますね。

この徳利もまた憧れたものの一つ。シンプルな網手文、特に染付よりも少ない赤絵のそれは、より稀少価値も相まって喜ばれるものですね。

擦れもありますがそれもまた長い間働いてきた証、欠点とばかり呼べない力持ちの背中を見ているような感覚です。疵だらけの身の回りの生活の道具が独特の光り方をするように、この徳利はそんなことを考えさせられるものです。

渋い初期の伊万里特有の錆びた赤、渋いながらほんのりと華を感じさせるいい酒器と思います。

日々のうつわとしてご愛用頂ければ嬉しく思います。氏の言説風に語れば、「初期の陶工たちの精いっぱいの表現、無名の陶工たちが作り上げた名品のそれを使って大いに楽しんでみようじゃありませんか」ってところでしょうか。

高さ16.0 胴径8.2センチ

容量 一合八勺ほどでした。

江戸時代前期 むかしは初期伊万里で通っていたと思いますが、厳密に云えば寛文以降の時代に入ってくるものと考えます。

桐箱に収められています。

胴に火ぶくれのハゼた痕が見られますが、これは窯疵というべきもので後代の疵ではありません。無疵と申し上げていいかと思います。

画像に出てくる他の器や盆は付属しませんのでご了承下さい。

商談会とさせていただきます。
 


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