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名称:龍泉青磁麒麟硯屏
産地:中国
時代:明時代
寸法:高18cm 幅12.5cm 奥行6cm
状態:伝世
傷:無傷
《アピールポイント》
麒麟の浮文様が大きくて深くて強い。
青磁の色が綺麗。ちゃんと青い。
サイズが一回り大きい。
サイドの羽みたいな装飾が豪華で丁寧。
屏風と土台の間が抜けていて丁寧。
全体的に普通のヤツよりちょっと良い。
以上がまず全体の加点になります。以降、詳しく魅力を見ていきましょう。まず、そもそも論として龍泉青磁は今来てます。その中で、硯屏は数が極めて少ないし、日本に来ているのはおとなしくて小ぶりなものが多いです。
その中で本作は世界に通用するダイナミズムと美しさがあり、青磁として青く艶やかで美しい。ワイルドでちょっとラフな部分もありますが、麒麟なので、神獣なので猛々しい雰囲気、野生味と相まってアリです。
キチンとした凡百ではない綺麗な龍泉青磁を50万円で探すのは近年なかなか難しくなっています。発掘の色の微妙な碗、皿などの数物や無文の皿など沢山数があるものならばいくらでも手に入りますが「麒麟がバーンと強く出た大きめサイズで無傷の綺麗な硯屏」というと、誰に注文を出しても50万円では探してくれないと思います。私でも言われたら難しいな。と思います。500万って言われたら躍起になって探しますが。
本作を実際に見て頂ければ分かると思いますが、青が綺麗でちょっと背が高く、麒麟の浮き出方もこんもり感が普通より強いです。全体的にちょっとづつ普通のより良い。その加点を見て頂けたらと思います。龍泉青磁は今、私がイチオシしているので是非でございます。世界的円安の中で見れば非常にリーズナブルだと確信しています。
御売約ありがとうございます |
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