お店紹介
店主紹介
その他の商品
|
|
この商品について店主にメール
|
|
|
※画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。 |
|
|
|
|
|
▼概要▼
江戸後期、文化文政(1804~31年)頃の伊万里です。
口径:約 36.2cm 高さ:約 8.5cm 底径:約 23.8cm
観世水と紗綾文様を縁の先まで描き詰めた伊万里の尺二寸皿です。
まさに「描き詰めた」という表現がピッタリの大作です。
浮かぶ梅花が季節にぴったりなのも嬉しいところです。
▼ポイント▼
観世水と紗綾文様、梅花と縁起のいい文様が揃っています。
まず付属の箱にも書かれている観世水(かんぜすい/かんぜみず)とは、渦巻く水流を横長に表した文様です。
元は能楽の観世宗家伝来の文様のようです。画や着物などにもよく描かれています。
紗綾文様は、卍を変形させ途切れなく繋いでいく不断長久の吉祥文になります。
梅花は歳寒三友の一つで、梅は雪の中でも花を咲かせます。
少々飛躍しているかもしれませんが、渦巻く水の中にあって色褪せない梅花というのを思いつきました。
図柄の意味を考えるのも古美術の楽しさかと思います。
あまり類例のないことからおそらく注文品ではないかと思います。
箱付き。「貮枚(にまい)」とありますが、最初から1枚でした。
▼技法▼
「柴田コレクション6」にもある「墨弾き」という技法が用いられています。
墨弾きで縁の先まで描き詰めているものは、殆どなく珍しいです。
▼状態▼
(注):見込み部に窯キズとフリモノがございます。写真をご確認・了承の上、ご入札下さい。
※こちらの商品は店頭でも販売しております。売り切れの際はご了承下さい。
メールで商品に関しての質問をされる場合、購入を検討されている方は「購入検討中」とお申し出て下さい。期間限定で「商談中」とさせていただきます。 |
|
|
74,000円
|
|
|