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▼概要▼
江戸中期、1680~1710年代頃の伊万里です。
口径(D):約 16.7cm
高さ(H):約 6.9cm
底径(BR):約 8.5cm
中国の南京赤絵をモチーフにした伊万里の鉢です。
賑やかな人物たちと、見込みには緻密な唐草と鳳凰が描き込まれています。
豊富な色絵と金彩、染付が観る者の眼を楽しませてくれます。
▼ポイント▼
盛期時代の伊万里の中でも上手(じょうて)の品物に見られる萬暦年製銘があります。
色絵、呉須、金彩と豊富な画材を用いた図柄は絢爛の一言。
江戸中期、盛期時代の古伊万里を象徴するひと品です。
『柴田コレクション4』No.186と210に類品が掲載されています。
箱が付きます。
▼類品との年代の差異▼
上記の通り当品には類品があります。
『柴田コレクション4』No.186と210です。ただ2つの類品の年代は1750~80年代となっています。
一体なにが違うのかと疑問に持った方もいるかと思いますので解説します。
当品を1680~1710年代と判断した理由は3つ。
①金彩の有無
掲載品は資料を見る限り、金彩がなく、色絵が塗られています。
器形やデザインから考えると輸出手の可能性が高く、金彩をふんだんに使われている本品が古いと考えられます。
②萬暦年製銘の描き方
同書巻末に2つの年代の萬暦銘が並べてが掲載されています。
2つを並べたとき、1680~1710年代の文字の書き方が当品に近いことがわかります。
また「年」の書き方の特徴も当品と1680~1710年代は似ています。
③図柄のクオリティーなど
人物の表情のバランスや仙人が座る椅子など細かな部分の描き込みがしっかりしています。
①~③をを総合的に判断して、当品の年代を1680~1710年代と判断しました。
▼状態▼
完品になります。 |
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27,000円
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