|  | ▼概要▼ 
 
 口径:約 9.3cm
 高さ:約 9.4cm
 底径:約 4.9cm
 
 初期赤絵(初期柿右衛門)の小壺です。
 意外とないサイズです。
 
 
 ▼ポイント▼
 葉は紅葉でしょうか。
 伊万里の白磁とは違ったややクリームがかった白いキャンパスに、赤と緑のシンプルな色遣いが映えます。
 飾ると、小さいながらチャーミングさが光ります。
 
 白の部分は写真と比べると、実物は全体的に色が暗くなります。
 
 
 ▼初期赤絵(初期柿右衛門)について▼
 柿右衛門と比べるとやや古く、1660年代頃から造られていたとみられます。
 主な特徴に
 ①染付を伴わない
 ②色絵や素地が柿右衛門と比べるとやや暗い
 
 作品によって異なりますが、素地はやや暗い柿右衛門の濁し手に近い色合いです。
 色絵も暗いものもありますが、透明感のあるものも多いです。
 ただ赤は、柿右衛門の赤と比べると暗い印象を受けます。
 
 皿をはじめ壺や瓶、水注など様々な品物が造られています。
 柔らかいのか、ニュウやホツなど瑕疵があるものが多いです。
 
 
 ▼状態
 (注):口部にホツとノミホツ、高田にハマグリになりかけた部分がございます。写真に印を付けましたので、ご確認・了承の上、ご購入下さい。
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