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酒器の愉しさと云うのはただ単に普通のうつわで呑むのではなく、それらで味わえない古陶磁という師玉の品で、それらを愛してきた歴代の所蔵者、いわば「見ぬ世の友」たちと酌み交わす愉しさがある、ということじゃないでしょうか。
連綿と続いてきたその愛惜の時間の中に自分が参画できる妙味、これは感受性豊かな方にはこたえられないものがあるかと思います。
さて作られてからおよそ400年を経てきたこの三嶋手の徳利。発掘ものですが取り上げられてから随分と大事に使い込まれてきたことが窺えます。
縄文のような連続した刃物痕に白化粧土を象嵌していますね。定番の文様ながら朴訥な印象を受けるものです。釉薬の厚い部分は碧く発色していてこれも取り上げられた理由かもしれません。
容量は口元いっぱいまで入れて一合ほどの小徳利ですが、下膨れの胴の張りが美しく抜群のフォルムを誇っています。徳利として理想的な形と思いますよ。
伝世の箱はなく、新しく作った桐箱ですがきれいな上手の箱、そこに達筆な楷書でもって「李朝三島暦手徳利」と墨書きがあります。そしてきれいな色味の更紗布でお仕覆を誂えているのも愛情を感じますね。
上質なお酒を少量入れて深夜の独酌に如何でしょうか。
高さ11.4 胴径7.7センチ
朝鮮時代前期
桐箱に収められています。更紗のお仕覆が添っています。
画像でご覧頂けるように口縁に金繕い、高台畳付に小さな薄い削げが一つありました。
画像に出てくる盆や他の器は付属しませんのでご了承ください。 |
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140,000円
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