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茶籠や茶箱と云うのは旅先でもご自分の気に入りの道具で以ってお茶を飲みたいという、数寄の方々の私的でカジュアルなお道具でありますね。そこに必要な道具は色々ありますが、その中でこの茶金筒というのも愉しいアイテムであります。
お茶わんを温めたあとに抹茶を入れるまでにそこに残る湿気をふき取る布巾を収める筒です。拭かないとお抹茶がだまになって具合が悪いので重要なポイントのお道具です。
こちらは事あるごとに紹介している個人的にも大好きな古染付。人間の理想郷としての山河を描いています。良質な呉須で描かれたそれは苫屋や帆掛け舟、巨大な磐を小さなキャンバスに達者に描き付けていますね。
トロっとした乳白色の素地も目に鮮やか、口縁の虫食いや素地の胴継ぎも「らしい」一品です。
さてこれを茶巾筒として使うのは王道の使い方でありますが、見立の酒器というのもまた愉しい使い方じゃないでしょうか。人によっては蓋を誂えて茶器というのもいいですが、お酒好きの方にはやはり酒盃でしょうね。
筒形なんでつかみ易いもの、疵は残念かもしれませんが特に通常通り使っていく分にはまったく支障もありませんし、その分リーズナブルに手に入れられて頃合いの一品になっていると思います。
伝世の塗箱に収められていて、この箱や編み込みのお仕覆も傷んではいても古美術骨董の世界では好ましいものと思います。
「うがち」の面白味がある酒盃としてたまにはこんなものもどうですか。
高さ7.8 口径4.0センチ
明時代末期
胴に鳥脚状のニュウが横方向に入っています。胴継ぎの薄くなった部分から入ったようですが、危なげな印象は全くありません。口縁に虫食いと呼ばれる釉剥けがありますが、古染付に限って云えば疵の範疇に入らないものです。
画像に出てくる盆や他の器は付属しませんのでご了承ください。 |
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120,000円
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