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台座裏の貼り紙から、小浜市の古刹『妙楽寺』(養老三年=719年、行基により開山) に伝わったとの伝承を持つ木彫平安仏です。結論から言うとこの伝来は本像の作行き（地域性）から見て信憑性が高いと考えて良いでしょう。時代も藤原期12世紀の典型的な作例と云って間違いのないものです。
本像は本地仏と考えられ、また像容はおそらく地蔵菩薩であろうとの専門家の見解。緩く火中しており、お顔に後世の手が入っている点は惜しまれますが、足元の虫害は千年近くの風雨に耐えたお像であれば致し方ない所。
体躯はトルソーとして平安仏の美しいフォルムを良く伝え、サイズも手頃で座辺での愛玩に適しています。
またお値段もお手頃ですので、藤原期木彫仏の基準作として仏教美術入門の方にもお勧めできます。
☆ さて風招ではいよいよ今日(24日)から
『仏教美術の伝播Ⅲ 』を開催します。
4月24日(水)〜28日(日)
12時〜19時（最終日は17時まで）
☆ 東京アートアンティーク2024 自体は25〜27日ですが、風招は前後一日づつ延長して開催します。
☆ かなり良いモノ、滅多に見られないモノ、これから入門と云う方 向きのモノ…
等々いろいろお愉しみいただける事と思いますので是非ぜひお出かけくださいませ！
また風招のInstagramでは日々少しづつ画像を更新して行くつもりです。お問い合わせも大歓迎♪
皆さまのお出でを心よりお待ちしております。
◎ 恐れ入りますが、お問い合わせはお電話にて（03-5384-5215 又は 090-4450-8127）までお願い申し上げます。（メールでのお問い合わせですとお返事にかなりの時間がかかってしまう事をご承知おきください）
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330,000円
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