|
『小鹿田焼 灰釉 縦線紋描き落とし チョカ』
民藝の器として知られる小鹿田焼(おんたやき)は、西暦1600年に朝鮮から
連れてこられた陶工により開窯された小石原焼(福岡)の兄弟窯といわれております。
このため、技法などは小石原に共通するものが多いのが特徴です。
小石原から招かれた柳瀬氏と日田の黒田氏によって小鹿田焼の歴史は始まります。
約400年の歴史を持つ小石原焼(福岡)や龍門司焼(鹿児島)に並ぶ歴史の長さを持ちますが
そしてそれを今も守る独特のシステムがこの焼物を守り、
これらのことが柳宗悦やバーナード・リーチにより大きく評価され、その名前が全国に知れ渡りました。
掲出の小鹿田焼は、珍しい チョカ です。
少し煙った灰釉の、中央に心持ち浅葱色の 掻き落としの縦線が施され、なかなかの味わいです。
現在も焼成されている小鹿田焼ですが、このチョカは、煌びやかではないですが、しっとりと落ち着いた風情
手持ちも良く、酒器として、最も使いやすい形状をしております。
土物の酒器コレクターの長年のコレクションを出していただきました。
ぜひおてもとにどうぞ。
【時代】明治初頭頃
【サイズ】高さ14.5/13cm(胴体直径) 口径3.7cm
【状態】頗る良好
宜しくお願いいたします。
送料は、当方持ちでございます。
なお、売り切の場合は、ご容赦くださいませ
|
|