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花地蔵 木彫
如意輪観音像
 

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御売約
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鎌倉時代の木彫如意輪観音像です。
像の表情にある思惟にふける様子は、妖艶ささえ漂わせ魅惑的で、人の心を掴みます。
見る者の心を穏やかにし、内省へと誘う力をも持っています。
動きがあり、多方面からの鑑賞に耐える、見応えがある像です。
引き締まった作風で、生き生きとした像の動きや、細部にわたる写実的な衣文の表現は、鎌倉仏の特徴をよく示しています。
像全体のプロポーションの美しさ、バランスの取れた作風は、見る者に深い印象を与え、当時の彫刻技術の高さを物語っているようです。
台座の作風も巧みで凝っており、その細かな装飾は工芸技術の高さを示し、この仏像の魅力を一層引き立てています。
古来から多くの仏像が制作されて来ましたが、その中で如意輪観音像は希少です。
厨子も、厨子そのものを眺めているだけでも鑑賞に耐える、堂々とした見応えのある様相を呈しています。
厨子に納められていたことで、像の金色の装飾が残り、古の仏教美術の華やかなりし頃の名残りを感じさせます。
気品を漂わせている仏像です。その美しさと精神性は、人の心を捉えて離しません。

■如意輪観音は菩薩の一尊で、観音菩薩の変化身(へんげしん)の一つであり、六観音の一尊に数えられます。如意輪とは「思いのままに回転する輪」を意味し、この観音は信者の願いを如意の輪のように自在に叶えることができると言われています。この像は、六臂(ろくひ・六本の手)の坐像で、右膝を立てて両足裏を合わせて坐る輪王坐(りんおうざ)で、頭を右に傾け、六本の手のうち、右第一手を頬に当てています。手を頬に当てて考えるポーズは、思惟の相を表し、内省と悟りの深さを感じさせます。

鈍く光っているので、判別しづらいですが玉眼と判断できます。
手や蓮華座の下の台座等、後世の補修が施されていますが、像と見事に調和しています。

如意輪観音像の台座も含めて大きさ 高さ390mm×幅255mm×奥行180mm
厨子の大きさ 高さ500mm×幅370mm×奥行260mm

ご売約ありがとうございます。
 


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