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江戸後期、19世紀頃の後期鍋島です。
胴径:約 17.2cm(注ぎ口、取っ手含む) 高さ:約 12.6cm 底径:約 -.-cm
如意宝珠をかたどった鍋島青磁の水注です。
珍しい蓋のない水注になります。
添付した資料の解説にもあるように、中国に祖型があり江戸後期の伊万里や平戸にも見られますが数は少ないです。
『鍋島 後期の作風を観る3 元文時代から慶応時代まで』(小木一良/創樹社美術出版)P60-No.54に同手品が掲載されています。
所載品に比べると、当品はやや小さめになります。
さて当品を見てみましょう。
一目見たときの「なんだこれは」という衝撃。
手に取ると、たしかに後期の鍋島であることがわかります。
同時に高台に空いた穴に目が行きます。
資料をみると、逆さにして中身を入れるようです。
サイズ的にもお遣いできそうですが、使用後の乾燥がやや大変かもしれません。
如意宝珠ということで、飾っているだけで縁起の良いのがなんとも嬉しい。
青磁の色は写真と比べると、やや暗めです。
口部のホツの修理でしたら、ご相談承ります。
(注):先端部に瑕疵、注ぎ口部に小ホツがございます。写真に印を付けましたので、ご確認・了承の上、ご購入下さい。
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