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江戸後期、18世紀頃の平戸です。
口径:約 9.8cm(耳含む) 高さ:約 6.2cm 底径:約 4.5cm
鶏を模した耳のついた上手(じょうて)の平戸です。
耳の鶏は写実的で、鶏冠や嘴、肉髯(にくぜん。嘴の下の赤いところ)、羽毛の膨らみなどまさに本物の鶏です。
図柄の布袋と唐子もよく描かれています。
上部の錆釉が香炉の全体の印象を引き締めているのも良いです。
また高台内には平戸の特徴である二十圏線も見られます。
銘の詳細は分かりませんが、手がかけられているのがわかります。
平戸の中ではやや古いタイプになります。
造り込まれた平戸は瑕疵があることが多いですが、完品で鶏耳が残っているのが非常に喜ばしいです。
現在修理中ですが、特注の良い箱が付きます。(蓋のサンが取れました。)
蓋が付きます。
完品になります。
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