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加島美術 菱田春草「柿ニ小禽」  

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菱田春草「柿ニ小禽」
絹本 着色 横山大観箱書 東美鑑定証書

110×39㎝ / 203×53㎝

菱田春草は横山大観や下村観山らとともに学び、日本近代美術史の発展に尽力したひとりです。優れた才を持ち、将来を嘱望されながらも1911年36歳の若さで生涯を終えます。

本作は落款や印章から、春草の代表作であり近代美術史上の名作と呼ばれる「黒き猫」(1910年)と同時期に描かれた最晩年の作品と考えられます。弱々しく垂れた枝は、病床の春草自身のようです。しかし、枝先に実る鮮やかに熟した柿や、まっすぐに空を見つめる若々しい目白の姿には、将来に希望を持ち続けようとする春草の願いが宿るようです。

見る者の琴線に静かに触れる、春草、渾身の一幅です。
 


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