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花地蔵 百万塔・陀羅尼  

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奈良時代の百万塔・陀羅尼です。
母親が胎内の子供を守るかのように、陀羅尼経(だらにきよう)の経文を内に納め、永い歴史を経て遺されて来た小塔です。
それを表すように、木は枯れた味わいを醸し出し、白土は夏の山に残る残雪のような様相を呈しています。
また、白土は、時代を感じさせる木肌と美しいコントラストをなし、塔の景色に動的な要素をも加えています。
塔には時の流れが刻み込まれ、欠損のひとつひとつが心に刺さるようです。
それにより作り出された造形には、強く訴えてくる力があります。
歴史の幾多の出来事を経て、時が作り出した美とも言えます。
塔の先端にある補修がなされた宝珠は、厳しい時代を潜り抜けてきた来たことへの、後世からの贈り物のようでもあります。
荒々しさの中にも古格と気品が感じられる、凛とした佇まいの小塔です。

■百万塔とは、奈良時代、天平宝字八年(七六四)の藤原仲麻呂の乱後、鎮護国家および滅罪のため称徳天皇が造らせて畿内の十大寺に納めた百万基の木造の供養塔。現在、法隆寺に伝存したものが、一部寺外の出て、各所に所蔵されている。ろくろびき、円形の三重小塔で、胡粉が塗られている。塔身部と相輪部に分れ、塔身部の軸部上端を筒状にえぐり、ここに「陀羅尼経(だらにきよう)」を納め、上から相輪部がはめこまれている。「陀羅尼経」は製作年代の明らかなものでは世界最古の印刷物とされている。

塔の先端、相輪部の宝珠の部分に補修がなされています。

百万塔の大きさ 高さ210mm×直径105mm

ご売約ありがとうございます。
 


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