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古童 角大師 版木  

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角大師とは、平安期に実在した天台宗の僧、良源のこと。または元三大師などとも呼ばれる民間信仰のキャラクターの一人です。

当時疫病が流行ったころに法力をもって鬼の姿に変わりその災厄を撲滅したとの伝承から、このお姿を紙に刷って護符となしたものです。

今でも正月三日に参拝者にお札を配ったり張り子のだるまを配ったりと、各地の風物となって知られているかと思います。疾病退散、盗難厄除けとして広く信仰されていますよね。

さて刷り物としてはよく見かけるものですが、版木となると極端に数が少なくなるものですね。それはそうでしょう、護符は一般のお家にもありますが、版木は護符を授ける立場のお家にしか伝承されませんからね。

もっとも明治の廃仏毀釈の嵐の中や、戦後の食糧難の時代にはお寺さんもかなり困窮されていて、篤志家の寄付などに頼っていた時代もあったようで、その頃に御礼としてこのような版木が交換に流出することはあったようです。今では民間信仰のコレクターさんからしか出ないものでしょうね。

裏面の墨書きがお寺さんの書いたものかどうかわかりませんが、「角大師 疾病退散」と入っています。

これも貴重な民間信仰の遺産として大切に伝えていって頂きたいと思います。

縦19.5 横8.6 厚さ1.1センチ

江戸時代頃

虫食いはありません。

御売約ありがとうございます。
 


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