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江戸前期、17世紀後半頃の古伊万里です。
口径:約 13.4cm 高さ:約 22.6cm 底径:約 8.4cm
詫び錆びのある変わり種の茶筅型徳利です。
瑠璃錆釉や染付、白磁のタイプは見たことありますがこの釉薬は初見。
おそらく飴釉ではないかと思われます。
『古伊万里 ―蔵品選集―』P47-No.90,91、P60-No.119に類品が掲載されています。
No.119の瑠璃錆釉の茶筅型徳利のもっと太ったものが有名です。
さて当品を見てみましょう。
見事なプロポーションの茶筅型徳利です。
また阿古陀型になっているのも興味深い。(上から見るとよりわかります。)
寛文期(1661~73年)にもこうした阿古陀型の徳利がみられることから、その年代前後作品と考えられます。
またドシュウがついていることから、発掘品であることがうかがえます。
いくつか造られたであろう茶筅型徳利の試作品の一つではないか推測されます。
素朴ながら、阿古陀が良いアクセントになっています。
大きさもありますので、花生などにも使えそうです。
資料的であり、詫び錆び溢れるひと品です。 |
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32,000円
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