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花地蔵 鉄造十一面観音菩薩像・懸仏  

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鎌倉時代の鉄造十一面観音菩薩像・懸仏です。
鉄仏ならではの荒々しい肌の表情は、その重厚感とともに見る人に迫って来ます。
時代を経た鉄の質感からは、永い歴史の面影が感じられます
肌の凹凸の織りなす陰影は味わい深く、その陰影の一つひとつが深く心に刺さるようです。
古い時代の鉄仏の荒々しさと迫力が持つ魅力は、見る人に深い感動を与えます。
なぜ日本の仏像の制作において鉄という素材が使われたかという疑問に対し、「東国の武将たちの鉄に対する一種の信仰のようなものに発する。」という説があるのも頷けます。
その時代、世を治めていた武将達の気風と通じるものがあったのでしょう。
鎌倉時代の仏像らしく、その表現は写実的で、彫りは深く力強いです。
作いきの良い、美しいバランスを持つ像です。
顔には穏やかな笑みを浮かべ、慈悲を感じさせる表情には気品が感じられます。
その微笑は、見つめる人の気持ちを、穏やかにしてくれます。
荒波のような様相の中に、嵐が過ぎ去った後の大海の静けさをも秘めているようです。
像からは、背景に雄大な世界が広がっているようなスケールの大きさを感じます。
荘厳な雰囲気を漂わせている堂々とした迫力のある懸仏です。

懸仏の装いともなる額装にも、像の迫力や雰囲気に負けないように、細心の注意が払われています。国の重要文化財の絵画等の額装を手がけている岡村多聞堂の額装です。いかに、この懸仏を貴重なものとしていたかが窺えます。

■十一面観音とは、仏教の信仰対象である菩薩の一尊。観音菩薩の変化身(へんげしん)のひとつであり、六観音のひとつでもある。

撮影時は、アクリル板を外して撮影していますが、お送りする際には、装着してお送りします。

懸仏像の大きさ 高さ184mm×幅116mm×奥行62mm
額の大きさ 高さ408mm×幅318mm×奥行75mm

ご売約ありがとうございます。
 


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