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『唐津 皮鯨 片口杯/箱あり』
唐津の茶碗やぐい呑みに見られる装飾のひとつに皮鯨(かわくじら)があります。
これは口縁部に黒い縁取りをあしらったものです。名の由来は口縁部の黒を鯨の皮(背中側)、うつわ本体の白~灰色を鯨の身(腹側)になぞらえたことによります。
鉄釉を施釉して焼成すると、鉄分が黒く発色して浮き上がってきます。この作品は線の太さと細さによってうつわの表情に動きが出てきます。
鉄絵はもっと均一に描かれたものもあれば、口縁を一周する中で途切れながら描かれているもの、鉄絵に口縁部を浸けたような野太い空気感の作風などもあります。
俗に言うところの 朝鮮唐津もこの一連の流れの中で生まれたものです。
掲出の 片口型 唐津皮鯨 盃は 手持ちよく、難も特になく、とても味わいのあるオーソドックスな
皮鯨盃です。
長年のコレクターよりの、お預かりです
お求めやすい価格にて掲出させていただきます。
ぜひおてもとにどうぞ
【サイズ】口元まで7.3cm 高さ3.5
【時代】17世紀後半から18世紀初頭
【状態】極めて良好
宜しくお願いいたします、
内税、送料は当方もちとさせていただきます
なお、売り切れの場合はご容赦くださいませ
⭐️ありがとうございました
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