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薩摩・帖佐御里窯の肩衝茶入です。
黒釉の上から白濁釉を重ね掛けし、複雑な釉調を演出、その景色から「雪解」と銘が付けられております。
胴内部に轆轤目が残るのも同窯の特徴とされており、高台は左糸切り痕。
箱書は遠州流、無窮亭(河瀬虎三郎氏)旧蔵云々のメモ書きが同封されておりましたが、確証はありません。
形は異なりますが、同窯・同意匠の茶入の画像(最後の画像)を添付致しました。
いずれにしても、希少な古帖佐手の茶入です。
無疵。
高さ 8.7cm
江戸初期/共箱付
参照画像・・・「大名茶の時代」薩摩伝承館 P11
早々の御売約、ありがとうございました。 |
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