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花地蔵 ガンダーラ石仏・アトラス像  

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2世紀~3世紀のガンダーラ石仏・アトラス像です。
クシャーン朝時代の高浮彫(たかうきぼり)の像の残欠と考えられます。
力に満ち溢れた、ダイナミックな動きを感じさせる像です。
精悍な顔立ちも魅力的です。
ギリシャ・ローマ彫刻に似た作風を感じさせる、高貴な雰囲気と、凛々しさを持っています。
像からは、ガンダーラの風土や歴史の香りが立ち上がってくるようです。
像が、ギリシャ神話の神であることからも、ギリシャ文化の影響を強く受けていることがうかがえます。
見ているだけで力を与えてくれるような石像です。

■ガンダーラ美術
ガンダーラ地方はインドの西北、インダス川の上流域のパンジャーブ地方に属します。現在は大部分がパキスタンの領土となっています。紀元前4世紀にアレクサンドロス大王がペルシア帝国を滅ぼし、さらにこの地に侵入し、ギリシア文化(ヘレニズム)が伝えられることとなります。紀元後1世紀にこの地のプルシャプラを都としてクシャーン朝が成立し、カニシカ王が篤く仏教を保護したので、ヘレニズムと仏教が融合したガンダーラ美術がこの地に成立します。 ガンダーラ美術はそのほとんどが仏教美術で、1世紀頃から3世紀頃にかけて、クシャーン朝時代のインドの西北、ガンダーラ地方とタキシラで開花します。本来仏教は偶像崇拝ではないのですが、クシャーン朝はイラン系の民族が作った王朝であり、バクトリアから起こった国であったのでヘレニズムの影響を受け、ギリシア彫刻を模して仏像や神像を造るようになります。ガンダーラ仏はギリシア彫刻の影響を受けていますが、4世紀のグプタ朝時代になると次第にヘレニズムの影響を脱して、インド独自の様式であるグプタ様式が成立します。

■アトラスとは、ギリシア神話に登場するの巨人の神です。オリンポス神族以前の神々の世代に属すアトラスは、他のティタン神族とともにオリンポスの神々と戦ったため、ゼウスは勝利ののち、並みはずれた巨体と怪力の持主であったアトラスに、罰として世界の西の端にいて天空を双肩で支える役目を課しました。大西洋(the Atlantic Ocean)の名もアトラスに由来します。

台座も含めた像の大きさ 高さ196mm×幅88mm×奥行79mm

ご売約ありがとうございます。
 


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