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奈良薬師寺にあり、仏足石とともに国宝指定されている仏足跡歌碑の本拓です。
仏足石は名高いですが歌碑とは…という方も多いのではないでしょうか。
仏足跡歌碑(ぶっそくせきかひ)は、奈良県奈良市の薬師寺に伝わる奈良時代の歌碑。
仏(釈迦)の足跡を礼拝する功徳などを詠んだ和歌21首から成る。
その歌を仏足跡歌(仏足石歌)といい、そのすべてが仏足跡歌体と呼ばれる特殊な形式で作られている。
文字は、平易な漢字に統一された一字一音式の万葉仮名で表現され、上下2段に刻まれている。(ウェキペディアより)
縦長の石碑というと、宇治橋断碑や那須国造碑など思い出します。
思い出すと、その二つは幾つも扱いましたが、この仏足跡歌碑は初めてです。
出回っている数の少なさは、特殊な金石文ですから書道家の方では評価が低かったからでしょうか。
和様化の進む七世紀、今ではその万葉仮名、と言うのが逆に評価されていいのではないでしょうか。
大きさ 192×48.5センチ 紙表具
上部に若干の剥離が見られるも状態は良好
合せ箱
税、送料込
◉御売約:ありがとうございました。 |
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