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古美術 吉戸 明時代米色青磁三足小香炉  

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中国明時代に龍泉窯で焼成された米色青磁双耳三足の香炉です。米色、双耳、三足は沢山ありますが、そのすべてが揃ってるのはとても珍しくて10年以上前に上海の古玩城で買ったものです。高さ6.5cmと小さいもので、頑張って踏ん張っている足が何とも愛らしく、可愛いです。バランスもとても良く、香炉にも十分使えます。灰もあるのですぐにお使い頂けます。

米色青磁には諸説あり、偶然だとか狙って出した色だとか言われています。私個人的には、やはり偶然性が高いと思います。なぜなら作例が極めて少ないのです。当時の陶工達の技術はとても高いので、狙っていたならもっと出来たはずです。あるいは、稀に日本から注文が来た時だけ製作したのかもしれません。陶片も米色はとても少ないです。

本作は元々片方の耳と口が大きく欠けていて、残欠として買い求めました。しかしあまりに見事で全体の9割は残っていたので共直しに出しました。それから東日本大震災やら何やらがあり、職人さんの健康上の事情などもありもう全員が忘れていた頃、突然直しから帰ってきたのです。職人さんがようやく思い出して直してくれたのです。という経緯で10年ぶりに再会した作品です。

10年間寝ていて、共直しに数万円かけて...もはや原価も利益もない世界にいる本作品です。確か5万円くらいで買って直しに5万円かけて。みたいな感じだと思います。大きく共で直っているので美術品としては良い状態ではありませんが、非常に魅力があり、とても珍しい作品で可愛いので私は好きです。

見れば見るほど別れ難いような不思議な魅力のある作品です。

産地:中国龍泉窯
時代:明時代
寸法:高さ約6.5cm
状態:片耳半分、口の3割欠損を共直し
次第:合わせ箱、灰

御売約ありがとうございます
 


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