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おそらくは旅持ちの、ちいさな陶硯です。丘がすべすべですので、実用品としてうまれたものでしょう。陰刻もやわらかく、また影青のような青みがかった釉が涼しげで、ただ掌で玩んでいるだけで気持ちが和んでくるようです。
祥瑞と同様「ゴマ土」ですので、景徳鎮民窯で明の天啓帝から清の順次帝あたりまでに製作されたものでしょう。焼成のためにできた目跡の「おコゲ」もよいアクセント。文房具フェチならずとも、小品数奇にもオススメできます。
長 85mm
幅 65mm
厚 24mm
次第：桐根仕込箱、タトウ
明末清初（17世紀）
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☎ 0742-25-2566
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120,000円
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