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一見無地唐津にみえますが、縁に鉄釉をのせておりますので皮鯨でよいでしょう。比較的大振りで斑唐津のように白い釉上がりが目を引きますが、アヴァンギャルドな高台や深い見込、山道になった口縁など見所に尽きないのが本碗最大の魅力かと思います。古い発掘伝世ですが味わいが深まる一歩手前。これから所有の楽しみが深まります。
欠けには本銀直しがあり、直しからのびる短いニュウもあるのですが清潔感を伴っており、茶席でもお使いいただける事と思います。古唐津茶碗は欲しいけれど高価で、とお考えのビギナーの方にこそ持って頂きたい古唐津茶碗の佳品です。
径 118〜124mm
高 65〜70mm
次第:「古唐津」字形入桐箱、綿包布
桃山〜江戸初期
◎御約定:早々ありがとうございます。
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