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俵茶碗は萩焼の代名詞のような作品ですが見た目の斬新さ、とりわけ目出たい意匠であることから細川の殿様の目に留まり写されたのでしょう。八代焼らしい白泥象嵌が愛らしく、掌に吸いつくような手取りが寒い季節の薄茶一杯をおいしく戴けます。
口縁に一本の短いニュウがありますのでお安くしております。軽快な手取りの割に見込が広く、茶筅も降りやすいので女性にもオススメできます。案外見ない、肥後の俵茶碗。おひとつ如何でしょうか。
幅 120×100mm(口径 107×95mm)
高 70mm
次第/時代印籠箱、仕覆(当店謹製)
江戸前〜中期(17-18世紀)
◎御約定:早々ありがとうございました。
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