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無地唐津の茶碗を紹介します。発掘伝世ながら釉が生き生きとしており、土臭さとは無縁。口縁内側に生じた小さなヒッツキにより三角おむすび状に歪んでおりますが、このちょっとした変化が茶席に奥行を与えてくれます。見込はひろく茶筅の振りも良好。サイズを超えた魅力をたたえた一碗です。
無瑕完好。先述のヒッツキは丁寧に均されております。箱表に「唐津」箱裏には「宇土谷窯 古山子識」と陶磁研究家/陶芸家の小山富士夫先生による極めがあるのも嬉しいところ。御愛蔵にふさわしい古唐津茶碗です。
径 116〜125mm
高 65mm
付属品:小山富士夫識箱、御物袋
桃山〜江戸初期(17世紀)
◎御約定:早々ありがとうございました。
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