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鉄絵で輪線をめぐらせた、軽快で愛らしい印象の織部筒向付です。織部釉(銅緑釉)が窯変し、綺麗な水色に変化しているのが本品の見所でしょう。口縁の窯変部分に多少の剥落が認められるため古い時代の発掘と思いますが、総体釉がツヤツヤで伝世品といわれても納得しそうな状態のよさです。
1本ニュウがありますが、漆でしっかりと止めてありますので使用に問題はありません。日々の酒や茶はもちろん、火入としても生きると思います。
高 95mm
幅 65mm(口径 60mm)
付属品:桐合せ箱
桃山〜江戸初期
◎御約定:早々ありがとうございます。
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