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雪のように白く、膚の柔らかい絵志野猪口です。元来は向付として諸家に伝世しましたが、その手取りのよさから戦前戦後あたりから猪口として用いられるようになりました。黄瀬戸にしても織部にしても美濃出来は口当たりがよく茶懐石の酒器として重宝されてきたのは皆様周知の通りと思いますが、もはや説明は無用でしょう。しみじみ和物のよさを語りかけてくれる絵志野猪口です。
小さな共直しが一箇所。また他辺にも共直しに見える箇所があるですが、どうにも判別できませんでした。何れ極小さなものですので気にならないと思います。写真にはありませんが溜塗の蓋が付属しており替茶器としても御利用いただけます。
幅 65〜67mm
高 65mm
付属品:上桐箱、桐箱仕覆(堺更紗)、猪口仕覆(和木綿間道)、溜塗蓋
桃山時代
◎御約定:早々ありがとうございます。
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