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後渡りの提籃(ていらん)を改装した煎茶系の茶籠です。希少な金襴を内張りとし、金具と緒を施したのは日本に渡ってからでしょう。極細に裂いた竹の編み込みはもちろん、側の竹を八角形に曲げた丁寧な仕事には脱帽です。格の高い籠ですがどこか親しみ易さがあり、これから茶籠組みを始めたいという方にもオススメいたします。
二ヶ所に編みのヤブレがありますが、300余年の時を経て伝わったことを考えると繊細な籠の割には良い状態を保っております。煎茶はもちろん抹茶でも組める、ベストサイズな茶籠。状態を鑑み、お安く提供いたします。
外径 180 × 113mm(高 145mm)
内径 170 × 105mm(高 120mm)
付属品:なし(緒の交換や仕覆の誂え等も御相談下さい)
清代前中期(17〜18世紀)
◎御約定 早々ありがとうございました。
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