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久しぶりに心にグッとくる唐津の盃に出会えました。唐津の盃は沢山沢山見て来ていて、一千万円以上のものも、数百万円のものも、数十万円のものも、それ以下のものも沢山沢山知っています。でも、自分で本気で買おうと思えた盃は5つくらいのものです。山盃とかはまた別としていくつも商いましたが。
高価な唐津の約束事は勿論知っているのですが、全ての条件が揃っているからと言って必ずしも魅力がある訳でもないし、高価な条件が揃ってないのにすごく魅力的な盃もあります。主観と好みの問題なので、理屈じゃなく、単一的な正解もないとは思うんですが、私はこの盃にグッときました。久しぶりに、唐津の盃を見て心から「いいなあ。」と思いました。実物は写真より何倍も良いので、可能であれば是非、観に来てやってください。
姿形、土味、底作り、見込みの切り方、釉薬の調子、垂れ方。全て偶然の産物なんでしょうが、どれもたまらないです。九十万円。とても高価な作品ですが、それ以上の価値と満足があります。一生、持っていたいような盃です。
産地:唐津
時代:桃山ー江戸初
状態:発掘伝世 金直し、ニュウ
寸法:高約4.5cm 口径6.8cm
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御売約ありがとうございます |
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