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古美術 吉戸 天竜寺青磁三足香炉  

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中国元時代(1271−1368)に世界最大最高峰の青磁窯である浙江省の龍泉窯にて焼成された、天竜寺青磁算木手三足香炉です。「天竜寺」の呼称は、室町幕府が天竜寺造営の為に中国に派遣した貿易船が、元時代龍泉窯の素晴らしい青磁を盛んに輸入したことからついた呼称です。

「算木手」は”算木”と呼ばれる中国の数学、和算、占いに用いた木の棒をモチーフにしたことから付いた呼称です。胴体の型押し文様をよく見ると、画一的ではなく、非対称の配置になっている事がお分かり頂けると思います。これは、易占でとても縁起の良い算木の配列になっていて、成功、幸運を呼ぶ吉祥文様なのです。

元時代の青磁=天竜寺と言いましても、元時代は100年くらいあります。本作は元時代でも早期の頃の作品で、厳密に言えば南宋末から元時代初期の作品、宋末元初の作品です。その為、高台のシャープなキレ、砧青磁に勝るとも劣らない素晴らしいスカイブルーグリーンが砧青磁の雰囲気をふんだんに纏っています。とっても綺麗な青磁の色をしています。

足に一ヵ所金直し、高台附近に細いニュウがありますが、サイズも一回り大きいし、青磁としての色合いは本当に最高峰です。こんなに良い発色の作品は滅多にありません。日本の個人コレクターの愛蔵品で、発掘されてからの伝世期間が長かったことも艶やかさと潤いの理由だと思います。

もし、本作が完品であれば5−10倍くらいすると思います。ありふれた凡百とは明らかに違う、とても綺麗で素晴らしい作品です。中国陶磁器の専門家、青磁のプロフェッショナルの吉戸が言うので間違いありません。柱で護られた美しい塗箱にピタッと収まり、非常に高貴な品格があります。色、形、品格全てが揃った作品です。オススメ致します。

産地:中国
時代:元時代
寸法:口径約12.8cm 高さ7cm
状態:足に金直し、高台附近に細いニュウ4本
次第:柱四本、時代塗箱

御売約ありがとうございます
 


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