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水指や徳利等、茶道具を製作したことで聞こえの高い百間窯の筒茶碗。市松や七宝繋などの幾何学文で構成し、正面と裏には花を描いた愛らしい作品です。呉須の流れた茫洋とした味わいや山呉須の色味には、まるで岩間に滴る湧水を口に含んだような清涼感があり深い茶味を感じさせます。
二本の窯瑕(磁貫に沿ってますので焼成時のものです)やヒッツキ痕の樹脂補修、小さなホツレがありますが響きもよく、発掘伝世の茶碗としては清潔感があり御満足いただける事と思います。
径 87〜95mm
高 80mm
付属品:桐箱、仕覆
江戸時代初期
◎御約定:早々ありがとうございます。 |
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